JBL 2152H 思い切って、、、、切ります!!

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    やっぱりJBL 2152Hは貰い手が有りませんでしたので、その昔に計画していたダンパーカットをやってしまいました。

     

    2152Hには通常のダンパーと、コーン紙の上側のトゥーイーター支柱との間に、同一サイズのダンパーが、ダブルで存在します。

    コーン紙上のダンパーを切ると見栄えの問題も有るので、どうせなら見えない下側のダンパーをと考えて、切り取ってしまいました。

    切り取る前と、切り取った下側のダンパー部の写真

    DSCF0783.JPGDSCF0784.JPG

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    切り取った量はほぼ半分、コーン紙上のダンパーはそのままです。

    DSCF0787.JPGDSCF0785.JPG

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    この写真の状態は既にエッジをギャザード型からウレタンに変更しているので、本来の物理特性からはかなり変っています。

    JBL発表のオリジナルImp特性 (付属ネットワークでのフルレンジでの特性です)

    DSCF0790.JPG

    共振周波数は85Hz、30cmウーファーでは考えられない値です。JBLにオーダーしたアメリカ海軍での伝声管としての機能を発揮させるには、低域は不要、中域専用として使い、声を遠くに飛ばせる事が最大目的とすれば、これでも低域は出過ぎか?、と考えられます。ウーファー単独能率103dBは脅威的な効率です。

    ウーファーの低域カット手段はネットワークではなく、メカニカル的フィルター手段でカットしているので、その解除が出来れば高入力の高能率ウーファーが使えるのでは、と考えていたのですが・・・・

     

    エッジをウレタンに交換後のIMP特性(測定はウーファー部のみ)

    DATS JBL2152H手直し前.jpg

    共振周波数はおおよそ50Hzに下がりました、更にダンパーを切って大幅に変るか??

    DATS JBL2152H手直し後.jpg

    ジャ〜ン!!残念でした!

    共振周波数は10Hz下がり、そのQは低くなっているようです、600〜700Hzに出ていた暴れが気持ち小さくなったようですが、個体差の範疇と考えられます。取ってしまうなら、上側を全部取った方が良かったかもしれません、今となっては手遅れです。

     

    切る前と切った後の総合周波数特性(ネットワークはオリジナル設計に変更)

    JBL2152H Wダンパー手直し前.jpg

    JBL2152H Wダンパー手直し後.jpg

    どんぐりの背比べで、マイクとの相関位置の違いの影響のほうが大きい位で、差が出ませんでした。

    オリジナル時では、どんなに頑張っても、100Hzがやっと出る(-20dBダウンで)状態、お世辞にもHi−Fiとは呼べない物でした。

    それに1/8λ共振型共鳴管を80Hzで設定し、それをフレア構造として箱の中に入れ、再々設計し直しました、なので80Hzの倍の160Hz前後でディップが発生しますが、そのQは十分に大きいのでこれで良しと考えています。箱の見た目はバスレフに見えます。物理データだけ見ると良く出来た16cmシングルと大差ないかもしれません。

     

    元々から低音は出ず、中域はカンカンと煩いだけで、音楽聴くには使い物にならないユニット、素性が素性ですから止む得ないのですが・・・・

    徒労に終わったかと半分落ち込んでいましたが、実際に音楽を鳴らすと、驚く位ニュアンスが変っていました。

    特に声の領域、打楽器の歯切れの良い事ったら、嬉しくなります。高能率ユニットならではの変化かも?、でも期待していたのは低域なんですが・・・・・。

     

    A−05のエージングのお供に、2152Hも一緒にエージングしています。声物は圧倒的な存在感が出ます、メインのSPより声だけなら圧倒します。マルノコで切り刻む予定でしたが、これでもう少しは遊べそうです。

    DSCF0788.JPG

     

     

     


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